音を遮るための構造

こんにちは。ミセガマエヤの輿水です。私は建築の学校を卒業し、人に豊かな暮らしを提案できる設計士を目指してミセガマエヤで活動させていただいてます。💫

 

ミセガマエヤの主な家づくり工程

Step1:資料請求・メール相談

Step2:イベント・個別相談

Step3:家づくりビジョンミーティング

Step4:建物調査orお家探し

Step5:暮らし方ビジョンプレゼン

Step6:設計ミーティング

Step7:工事

Step8:お引き渡し

Step9:アフターサポート

 

今回の記事は上記の工程のStep7:工事の部分の内容になります。

 


打ち合わせで間取り、大まかな工事の計画が決まったら次は工事です!!

そうです!お施主様と描いてきた理想の暮らしを実際にカタチにしていきます!

お施主様夫妻も進捗確認も兼ねて足を運んでくださり、出来上がっていくお家をすごく楽しみにしてくださっています😊

現場の方へお施主様から差し入れをいただきました…😳!ありがとうございます🙌

これには現場の方々も一層気合が入りますね✨

 

さて、本題に入るのですが今回は床構造のお話。ご主人が音楽好きでギターを演奏するのがご趣味!以前ミセガマエヤでも社長やスタッフの中島さんと演奏してくださいました。😊

でもマンションで楽器となると…音の問題が出てきますよね💦

音の問題を気にせずに演奏したいということで四方八方に遮音する材を使用して音問題を解決していきます。

どんな構造になっているのか私もすごく興味がある部分でしたので実際にスタッフ中島さんに聞いてみました。

まずはフルスケルトンにするところから。間仕切り壁や天井など躯体(構造体のコンクリート)が見えるところまで解体していきます。😮

ここからが通常と異なるのですが床1面に敷いてあるシートは一体なんなのでしょうか?

実は、こちら遮音マットと言いまして、音が外に漏れてしまうのを防ぐ効果が高いマットをお家全体に敷き詰めていきます。

またマット同士の接合も気密遮音コーキングという特殊な隙間を埋める剤を使用。そうすることで気密性がより一層保たれるのだそうです✨細部まで音漏れ対策を施しているのがわかりますね!☺️

 

でもこれだけでは不十分‼️

さらに上に板を置いて何かやってますね‼︎🤔二重にして音もれ対策になっているのでしょうか?

 

この板はパーティクルボードという板。そのままマットの上に敷くわけではなく、束を立ててあえて空洞を作りところの上に板を敷いています。空洞部分にはたくさんのロックウールというものを詰め込んでいる構造になっています。このロックウールが騒音を防いでくれるのです!💡

 

このパーティクルボードの上に更に遮音シート、ベニヤ板を敷いてようやくフローリングが来るそうです‼︎長い道のりですね💦

 

束の断面はこんな感じ!自分の中で束のイメージが木材しかなかったのですごく新鮮でお話を聞いてて面白いと思ってしまいました。😆

 

こちらは外壁に面するコンセントボックス。ただのコンセントボックスではなく防音用のもので、音が配管の中に入らないようにするためのボックスだそうです‼︎😮ほんとに細部まで考えて出来上がっていっているのだなと言うことを感じました!

 

今回は床面を主に取り上げましたが、ここから壁、天井にもそういった防音施工をしていくそうです‼︎

現在も作業が進行中!

この暑さの中、設計士さんや大工さんを始めとする現場に携わるたくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️今後も体調に気をつけながら安全に作業に取り組んでいただけたら幸いです🍀いつもありがとうございます。☺️

 


正直、こんなに細部まで防音対策をしてるなんて思ってもいませんでした。

でも確かによくよく考えれば、ほんの少しの抜けが音漏れにつながったりそれが原因でせっかく対策した遮音が無意味になってしまうのはすごくもったいないことですよね。💦

当たり前のことなのかもしれませんが、細部までこだわっていくことがお施主様が安心して楽器を演奏できる環境になるんだなあと改めてと感じました。😌✨

まだまだ進行中の工事物件。どんな仕上がりになっていくのか楽しみです。💕

ミセガマエヤのリノベには決まったスタイルがありません。あなたの気持ちに寄り添った「自由な発想のプランニング」により、あなただけの理想の暮らしを叶えます。