ウサギさんとカメさんの家族の物語—①ウサギ家の事情

今日は、新築と中古のマンションを購入した二つの家族のストーリーをお送りします。

最初に登場してもらうご家族は、ウサギさん一家

ご夫婦と、幼稚園に上がる前の二人のお子さんの4人家族です。

2LDKの賃貸アパートに住んでいたウサギさん一家

お子様二人の個室を考えなくては、、、、、、となんとなく考えていた矢先、

なんと、近所のカメさん一家がマンションを買うというではありませんか!!

カメ家との因縁の戦いがDNAに刻まれているウサギさん一家、

負けじとマンション購入に踏み切りました。

 ウサギさん一家が買ったのはどんなマンションでしょう、そしてそこで繰り広げられるの物語とは?!

さあ、ウサギさん一家のお話はじまりはじまり~♪

 

■ウサギさん一家のお話■

カメ家よりも大きくて立派な家を!!ウサギ小屋だなんて誰にも言われない家を買うのよ』

ウサギさん一家は鼻息荒くマンション探しを始めました。

もっと駅近で探したのですが、人気エリアですでに土地が飽和状態のカチコチ街、

駅近では新築マンションは望めませんでした。

買ったのは駅徒歩12分のところに建つ、88㎡の新築マンション

ちょっと駅からは離れますが、自慢の足の速さでカバーできる距離です。

4000万円の住宅ローンを30年ローンの固定で組みました。

月々の返済金額は15万ちょっと。

『ローンはちょっと大変だけど、最新式のキッチンとお風呂なんだから仕方ないわよね。お風呂でゆっくりテレビも見える優雅な暮らしよ!!』

壁と天井は真っ白なクロスと、防汚コートされたピカピカの合板フローリング!

憧れの新生活を手に入れました。

 

間取りの決めては、二人の子供にはしっかり8畳づつあること。

ピョン太、ミミ、これがあなたの部屋よ。

この部屋なら存分に遊べるスペースがあるし、

勉強もしっかりできるわよね。

リビングにおもちゃを持ってくるなんてもうダメよ』

『わーい!初めての自分の部屋だーい!』

ピョン太ミミも大喜びです。

 

それからというもの、ウサ夫さんはこれまでに増して仕事に励むようになりました。

というより住宅ローンがあるのでそうせざるを得ないのですが。

ウサ夫さんは毎晩遅くまで働き、子供達が眠った時間に帰ってきます。

休みもめったに取れず、たまの休みの日は疲れ切っているので

昼過ぎまでゴロゴロしています。

 

『たまには子供達をどこか遊びに連れて行ってくれてもいいじゃない!』

というウサ子さんの言葉が耳に痛くて思わず寝たふりのウサ夫さん。

 

『まったくもう!だらしがないったらありゃしない』

ウサ子さんはプリプリしています。

 

触らぬ神に祟りなし、とばかりにピョン太とミミは、自室に逃げ込みじっとしています。

 

・・・・・

あっという間に子供達は思春期。

中学生のピョン太は部屋にテレビやパソコン、ゲーム機を持ち込んで、ほとんど家族と顔を合わせなくなってしまいました。

 

ピョン太、学校の時間よ、ドアを開けなさい!!(ドンドンドン)』

『うるさい!あっち行け!!』

ピョン太は部屋に鍵をかけて引きこもってしまいました。

 

一方、高校生のミミは毎晩、遅く帰ってきてさっさと自室に引きこもります。

ミミ、今日はどこに行っていたの?ご飯は?』

『いらない、どこでもいいでしょ!』

 

ウサ子さんには、子供達が何を考えているのか皆目見当がつかなくなって途方にくれるようになりました。

 

遂にウサ子さんウサ夫さんに相談することにしました。

『ちょっとあなた、いいかしら、ピョン太のことなんだけど、、、』

 

ウサ子さんは仕事から帰ってきたウサ夫さんに早速もちかけますが

ウサ夫さんはめんどくさそうにリビングのソファにどさっと腰かけ、

『今、疲れてるんだ、後にしてくれないか、、、』

と一言。そしてTVのリモコンを押しました。

 

ウサ子さんは思わず、リモコンを取り上げ、

『子供達のこと、どうでもいいの?なんて無責任な!あなたの子でもあるのよ!!』

と怒りで目を真っ赤にして言ってしまいました。

『今は疲れてるっていっているだろう!

お前らのために働いてやってるのがわからないのか!

それに子育てはお前が担当だろう?』

そういってウサ子さんの手からリモコンをもぎ取ります。

疲れて帰宅草々責められたウサ夫さんは、うっかりキツい言動になってしまったのに気付きましたが後の祭り、

『疲れてるのは私だって同じよ!

あなたは休日はゴロゴロしてますけど、主婦には休みもないし、

あなたが思っている以上に大変なんだから!

あなたがそんな薄情ないウサギとは知らなかったわ!』

 

ウサ夫さんは仕事でクタクタなうえ、

これまで子供と関わる時間もなかったので、

突然子供のことを相談されてもわからないのも当然なのですが、

ウサ子さんは心配と怒りで頭がいっぱいでそこまで気がまわりません。

売り言葉に買い言葉、激しい夫婦喧嘩の夜になってしまいました。

 

『あの二人、またやってるよ、、、、』

子供部屋ではヘッドホンの音量を上げて溜息をつくピョン太ミミ

 

・・・・

そうこうするうち、いつのまにかピョン太は高校にもいかず、

ニートになってしまいました。

一方、ミミはギスギスした実家からそそくさと都会に出て行ってしまいました。

ウサ子さんが電話をしても『今忙しいの!』と剣もほろろ。

実家にはめったに寄り付かなくなってしまいました。

 

ミミの部屋は主を失って、埃をかぶり、いつしかモノ置き部屋と化していきました、、、。

タチの悪い事に、モノはモノを呼び、それらはいずれリビングにもあふれ出してくることになるのですが、その物語はまた今度、お話することにして、、。

 

ああ、悲しきウサギさん一家、、、。

家をせっかく買ったのに、なんだか悲しい結末です。

次回は、カメさん一家の幸せの物語です。

カメさん一家はどんな選択をしながら幸せになっていったのでしょうか?

 

続きはコチラからどうぞ♪

 

 

 

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