治外法権? ♪ ミセガマエヤ

その材木屋さんは六甲山の中・・・一般道から小さな橋を渡ると敷地内、あとはこの道をガタゴト走ってゆく
アスファルトでない道を走行するのはなにやら嬉しい
この奥にある世界は店主のおじさんの世界
もう、自由に切り開いていってます(建築基準法って何?!ってぐらい)
  
いつも、この道に来ると「やった~~!」と身体が軽くなってゆくのです

普段は施主さんに恥ずかしくないものをと多少無理をしても気に入った板を買うのですが、本当に予算のないとき無理のできる余裕も無く店主に泣きついた・・・
そして、予算内で加工前の松の一枚板を分けていただく・・・もちろん加工は私がしますから!と

 

場所をかりて作業開始

時計も無い、電話も無い

 

気の向くまま・・・・いや、楽しくってしようがない
全身、木の粉で真っ白になり、サンダーの振動で手の感覚がなくなっても心地よい時が流れる

 

端材を燃やす焚き火の匂いも長閑
    火の粉が危ないなんて言って来る人も無い

 

気づけば薄っすらと日が暮れだして
「わしら、そろそろ引き上げるけど、どうする?電気つけとこか?」ニコニコとおじさん達が立っている
日が沈んで仕事を終える
ここにはややこしい規則も何も無いけれど一番あたりまえなことがある
「また、明日朝から来てします」
実は明日も来たかったのかも・・・

 

かくして、連日私は山の子になり、14時には積んで帰らねばならぬという時間制限がなければ
気の済むまで何日も板と格闘しながら楽しい時間をすごしていたかもしれません。

 

ただその夜は首に肩に腕にサロンパス!
Share on facebook
Share on twitter
カテゴリー