大滝です。
子供の成長とともに部屋が必要になったり、モノが増えたりしますよね。
でも空間は限られている、、、、。窓も限られている、、、、、。
今回はそんなお悩みを解決するリノベーション。
まずは収納の悩みから。
キッチンからも洗面からも使えるパントリー件、洗面収納スペース。ほぼ、使うことが無くなっていた開口をどっちからも使える棚にしました。
ポイントは棚の奥行をむやみに深くしないこと。
深いとモノが取り出しずらく、結局は整理できなくなってきます。
家族が本好きなのはいいけれど、本が溢れて困った!
を解決するためのライブラリ。
そのライブラリのスペースを捻出するために寝室を極限までコンパクトに。
せめて外観だけでも。
面積こそコンパクトだけれど、収納はたっぷり。
部屋の広がりを大切にしたかったので収納部分は曲線に。
次に子供部屋の悩み。
一つの部屋をどう分配するか、、、それは男女のお子さんを持つご家庭の共通の悩みですね。
というわけでロフトを個室(寝室)に。
子供が大人になる過程でテリトリーを形成していきます。自分だけの場所をもつこと(テリトリー形成)がうまくいかないと心が落ち着かないで、精神的に様々な影響を及ぼすと言われています。
その自分だけの場所、というのは必ずしも広くなくてもいいんです。’誰にも邪魔されない自分だけの場所 ’でありさえすれば。一人で籠ってコソコソ何かできるようにしました。
だけれど外の勉強スペースを圧迫しないように、、、、ということで少し変わった形状。
ちゃんと風が通るように上下とも窓に面しています。じゃないと夏、眠れません。
今は「一つの勉強部屋+ロフト」ですが、将来、家具で仕切って独立した2室にして使います。
洗面。
既存の設備を活かしながら、色、素材を吟味し、北欧風に。
収納の奥行を小さくしましたが収納量はアップ。
最後にトイレ。
ここでも、棚を増やしたり色や素材を北欧系に統一。
U様とアイディアを出しあいながら、時には実現不可能なアイディアも満載しながら基本プランを練って、それを伴田デザイナーが本質を見極めながら絶妙にまとめ、カタチにしくれました。
この伴田デザイナーの長年の経験による後押しがなかったから実現していなかったプランです。
本当に感謝しています。
もうすぐか~、と思うと名残惜しいですが、この子も産声を上げるときが来ます。
最後のブラッシュアップを小菅監督に託します。
小菅さん、ラストスパート、よろしくお願いいたします!