こんにちは、大滝です(^^)
今日は季「節」を「分」けると書いて、節分。
春はまだ先、とばかりに冷え込むこちらは大津の現場です。
C様ご夫妻、初めての漆喰塗りに挑戦いただくので
プロの左官職人さんにも来てもらい
ご夫妻で弟子入りです。
この数日前に、『そうだ、職人さんも来てもらおう♪』
とふと思い、現場監督さんに相談したのですが、
夜には、そうした自分を今世紀最高に褒めてやりたくなるほど『プロの存在はありがたいなあ、、』としみじみ思うことになります。
やってみるとですねぇ、、、
コテに漆喰をのせるところから四苦八苦します。
ボトボトとコテから零れ落ちて床は真っ白。
ちっとも壁にたどり着きやしない漆喰たちよ。。。。
見てるととっても簡単そうだったのですけどね。
「落としたらすぐに拭いて綺麗にしてね~。」
と即、師匠の指示が。
「じゃないと、自分で踏みつけて、
家じゅうが漆喰だらけになるよ~。」
あな恐ろしや、、、
お陰で、DIYの時はティッシュをたくさん用意しておくとよい、と学習しました。
ちなみに、一番びっくりした漆喰を落とさにコツの一つは『振動』でした。
だんだん慣れてきたご夫婦は息のあったコンビネーションでどんどん塗り進めていかれます。
養生をはがし終えたのは夜九時頃。
全て終わった時、C様は
「職人さんって、本当に凄いですね。」
としみじみおっしゃっていたのですが、本当にそうだな、と。
ここには書ききれないくらいたくさんのことを知った貴重な一日でした。
そしてこれは是非、皆さんにも体験してもらいたいなとも思いました。
アーチの壁の出隅をやさしく収めるのがどれだけ難しいか、
道具をどんなふうに愛情をもって扱うか、
コテ板に方向性があること、
意外な道具が役に立つこと、
ヨガのような息遣い、
それがそのまま仕上がりに顕れているという驚き、
ちょっと大変だけど(不器用ではない人には多分、凄く楽しい)
彼らが現場をどれだけ大切にしているかを知って
きっとお家をもっと好きになります。
おまけ★その1
現場監督の井上さん。
板を手に吸い付けて、その吸引力を披露?!
(いつも腕利きの職人さん達も、その手で吸引してくださいます)
おまけ★その2
吸引力のある手、といえばこの方。井上さんの師匠でしょうかw ⇓⇓