3.11

楽描喜満です。

3.11以降、僕たちは色々なことを感じ、考え、それぞれに行動するなか新しい時代の息吹も感じてきました。

しかし、二年の月日が流れ、知らぬ間に以前と同じように、、、
になりつつあるようにおもいます。
それは、よくないほうの『以前』です。

【見えないものは見ない】
【見ないものは感じない】

そんな僕たちです。

知人が良心に重く深く響く詩集を出されているので一部を紹介します。

中村 純
詩集『3・11後の 新しい人たちへ』

あなたたちに詫びなければならない
素足で歩ける大地
思い切り倒れ込める雪原
せせらぎに飛沫をあげて歩く浅瀬の川
木漏れ日にふり仰ぐ森
色とりどりの落ち葉のプール
大地のエネルギーを蓄えた安全な作物
それらすべてを奪ってしまったことを

あなたたちに詫びなければならない
私たち大人の無知と無自覚と愚昧の結果
薄汚れた札束と引き換えに失われた日々
きらびやかな電飾の嘘
オール電化の指一本で回す生活
セシウム四百九十ベクレルのおしゃれなランチ
美しく盛り付けられた遺伝子組み換えのディナー

あなたたちに詫びなければならない
あなたのいのちの遺伝子が傷つき
あなたの体からセシウムが検出され
あなたの甲状腺が腫れたこと

私たちにできるのは
真実を探し続けること 伝え続けること
闘い続けること あなたたちを連れて逃げること
ひとつひとつの野菜や肉や魚を選び
私たち自身の手でくらしを紡ぎなおすこと

もう一度はじめから やり直そう
海が汚れる前の 土が汚れる前の あの日
一番最初の あのときから
じんるいが 間違えたあのとき
原子力発電所が 私たち女の胎内 一番最初のいのちの源まで
まっすぐに 直進を始めた あのとき

↓今を生きる全日本人に読んで欲しいです。

中村 純
詩集『3・11後の 新しい人たちへ』
300円です。

購入ページ http://kodomo-mamoru.net/

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