マンションリノベーション 京都市右京区

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●床面積90.64㎡ ●間取り4LDK→3LDK+WCL ●築1988年 ●京都市右京区

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リノベの裏側インタビュー

マンションリノベーション 京都市右京区

・初めてN様と出会った思い出は?...

Kさま邸の見学会にいらしていただいたのが初めての出会いで、とても気さくで面白いNさまご夫婦と一緒にものすごく話がはずんで盛り上がったのを覚えています。

とにかくお互いたくさん笑い合って、フィーリングが合ったんだと思います。

全く家づくりに関係のない話でひとしきり盛り上がっていましたあとに、マンションの更新に伴って持ち家を検討しているとのことで、後日、ミセガマエヤにお越しいただくことになりました。

見学会というと、家づくりや難しいお話がメインかと思いきや全くそんなことはないんですね。

M:そうですね、僕らが営業っぽいことが苦手というのもあってか、自然とそういう流れになるのpかもしれません。笑

 

 

ーN様のお話を聴きながら印象的だったことは何でしたか?

M:奥様が少年のような方で、旦那様がそんな奥様を暖かく見守っていて、いいご夫婦だなというのがとても印象的でした。
いつも話していると、こちらまで居心地がよくなるというか。
ワークのたびに、いつもほんわりした、温かくなるような気持ちをもらっていましたね。

ー奥様がお仕事柄、小学生くらいの子どもたちと触れ合うことが多いということでした。

M:そうですね、だから「いい意味での少年ぽさ」を感じたのでしょうか。
子どもたちからも人気者で愛されているんだろうなというオーラがものすごく伝わってきました。

↑たっぷり所蔵できる本棚を備えた小上がり。曲線が生きるほっこりとした雰囲気のくつろぎスペースです。

ーそんなNさま邸のキーポイントはどんなところでしたか?

M:共働きで、特に普段奥様が家に仕事を持ち帰ることもあるほどお忙しい方で。
家事や片付けがしやすいようなコックピット的なスペースをご提案させていただきました。
雑多なものがリビングに出ず、収納と作業スペース、家事が総合的にできる空間と、お互いがくつろげるリビングが、近くにありながらも明確に分かれています。

また、遊び心がお互いにあるご夫婦のご希望で将来的に子供部屋にもできるし、お互いがこもって漫画を読んだりできるようなロフト部屋を計画しました。
ぼくらも寝転んでみましたが、程よいコンパクトさがすごく心地よくて、見学会でもたくさんの方に好評でした。

ー写真を見ても、楽しそうにお家づくりを進めて行かれたんだろうなというのが伝わってきます。アンティークドアなどもいい味を出していますね。

M:初めは「和×アンティークカフェ」のような空間をイメージしていたんですが、古建具屋さんで出会ったドアや、北欧のムーミンが好き…ということでテーマにとらわれず「好き」の直感がうまく調和した空間になったと思います。
アーチ型のドアは奥様の一目惚れだったんですが、家のシンボルになった感じですよね。

↑一目惚れのアンティークドア。古材と素朴なフォルムがムーミンの世界のようです。

ーNさまのお家づくりで、難しかったことやハードルはありましたか?

M:物件探しでしょうか。光や明暗差のアレルギーをお持ちということで、物件特有の方角による日の入り方や、明るさを慎重に検討しました。
リノベーションで壁の色やある程度の間仕切りは変えられても、環境は物件に依存します。
ずっと住み続ける「ホーム」になる場所ですから、体調による心地よさが一番大切です。

さまざまな物件を見ていた中で、N様が選ばれたのは、なんとリノベ工事真っ最中の物件だったんです。
まるで新築のようなまっさらな状態で引き渡される予定の物件だったので、僕らがお手伝いできることは正直ないと思っていました。
真っ白な壁の色を、刺激が少ない色に変えるくらいかと。
僕らはそれでも全く構わなかったんですが、ワークをしていくうちに「楽しい家にしたい」という思いを受け、結果的にフルリノベになってしまいました。

工事を始めるときは、できたてピカピカの家の解体から始めるんですが、「ホンマに壊していいのこれ?」と思いながらのスタートで、不思議な感覚でした。笑

↑リフォーム仕立ての、まるで新築のような綺麗な状態でした

ー面白いエピソードですね。そんなこともあるんですね!

M:リノベーションは、「古い物件を新しくする」というイメージがあるかと思うんですが、そうではないということがわかりますよね。

ーミセガマエヤ独自のワークが生かされた、とても実感しやすいケースだと感じます。

M:まさにそうですね。僕らにとってのリノベーションは、「住んでからの暮らしが明るくなるかどうか」ということを軸にしています。
今まで住んでいた家での不便さや、ストレスに感じていたこと。
暮らしに対する「違和感」が何かを整理して、ご家族の思いを擦り合わせます。
家はあくまでも人生を送るためのベースで、日常です。余分なストレスが減るほど、休日や他のモチベーションを高めたり、家族の笑顔に繋がっていく。
プロとしてその土壌をどう整えられるか、ということがベースなので、物件自体が新築かボロ家か、どう綺麗でカッコよく見せるかというのは関係ないんです。

↑ミセガマエヤ青木さん制作のステンドグラスもアクセントに。みんなで一丸になりながらお家づくりに取り組みました!

ー素敵な家ばかりに見えますが、見た目のかっこよさじゃなく、ひと家族ひと家族のストーリーがベースになっているということですね。

M:どんなに見た目やデザイン性の高い写真映えする家でも、自分達にとって「よそゆき」では住み心地がしっくりきませんよね。
「着心地の良い服」みたいに、ストレスが少なく、さらにご家族に「よく似合っている」家をご提案するのが僕らの役目だと思っています。

ーNさまご夫婦の笑顔からもそれが伝わってきます。ありがとうございました!

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