子供さんの遊びや、運動の為にこういった雲梯や懸垂バー、上り棒など取り付ける事がありますが最近はコロナの影響での運動不足解消の為
取付けることも増えてきております。木造住宅への取付けは、割と簡単に出来るのですが、マンションとなると意外に苦労が多いのです。
アンカーボルトの選定、管理事務所との話し合い、鉄筋の状況把握の為探査機を使っての調査を行ったり・・・
他にも搬入経路を確認して部材を何分割で、どう接続するか?エレベーターに乗るか?
階段を持って上がれるか?強度を上げるためにはどう加工するか?
意外に検討が大変なのです。せっかく健康の為に取り付けるのに怪我してたら何の為かわかりませんからね!
搬入も大変で、本当に現場に持って入るまではドキドキです!公園や学校のよりはコンパクトなサイズ
とはいえ・・・結構な重量ですからね!部材の重量も計算して、運べる重さ取り付け可能な重さに分割します。
コンパクトと言っても、部材の肉厚やサイズは同じ部材を使っています。
そして分割した部材を繋ぐので、どうボルトやナットを使いジョイントすれば、使用中に怪我がないか等、
様々検討して ジョイントの仕方も決定して図面化していきます。
そして、現場でいよいよ取付ですが、少しでも振動や騒音を控える為
ゴムシートを挟み込み仮止めして位置確認してから本締めします。
そして職人さんたちと皆でぶら下がったりして強度の確認や
揺れの具合や音の具合などを確かめて、タッチアップ塗装して完成です。
付いてしまえば、取付けまでのプロセス かかわってくれた鉄工所
焼付塗装業者、取付け業者さん等の沢山の人 たくさんの努力
それがあってこそ 皆さんに喜んでもらい、楽しんでもらえ、
健康の為にも役立ってくれるものになるのです。
そうした努力の結晶として出来上がった雲梯・・・結構 愛おしく思える今日この頃です・・・・
子供たちが楽しみ 大人たちは健康に!そんな思いで完成した雲梯様でございます!