保育園の改装、その為私は一日の殆どを仕上げ工事の保育園に缶詰
そしていつも通り園の中をうろうろ。。。
すると園は丁度春からの説明会の真っ最中
私はそんな中、1組の親子に目が止まった
先生の話を一生懸命手話で伝える親子
でも手話をしているのは親の方ではなく、小さな女の子
そして小さな手を一生懸命見つめているのは、母親ではなく、父親。。。
先生の説明を女の子は一生懸命聞いて
父親の所に走っていって何やら手で話をしている
それを父親は見て、子供の頭を撫でながらメモを取っている
いろいろ揃えなければならない小物の説明を女の子が父親に伝えている
周りの母親は
「しっかり先生の言う事を聞いて」
「前向いて、先生の顔を見て」
と、口々に言っている
なのにその子だけは先生の話しを聞き漏らすまいと一生懸命聞いている
父親の変わりに聞いている・・・
私は手話を知らない
ほんの少し、ボランティアで覚えただけだ
そんな私でも解る
“大丈夫”の手話、何度も何度もその子の手は父親にそう叫ぶ
「おとうさん、大丈夫だよ」って・・・
なんだか胸がキュン。。。となった。
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